日本の歴史の中でいつの時代も拷問はおこなわれてきた。本作は江戸時代から日中戦争、そして現代へといたる歴史のもとでひそかに行われてきた数々の拷問を赤裸々に暴き出した歴史ピンク大作である。第一部ではキリシタンに加えられた弾圧を描かれる。女たちは凌●され、様々な責めを受け、最後には十字架を局部にあてがわれ…。為政者が変わっても歴史の暗黒は変わらない。第二部の舞台は明治時代。情事の最中に斬殺された長州出身の大物政治家の愛人、そしてその愛人とひそかに情を通じていたために嫌疑をかけられた書生に対する弾正台のすさまじい拷問を描く。第三部で描かれるのは昭和になって特高・憲兵によって社会主義者に加えられた目を覆いたくなるような拷問。転向と情報提供を拒んだ社会主義者の女教師は愛する娘の眼前で凄惨な拷問を受ける。やがて拷問者たちは娘を拷問台にあげ…。そして第四部。戦争は拷問の温床であり、歴史の闇がこれほど暗いことはない。ここでは抗日パルチザンに対する凌●、虐殺、拷問が描かれる。若松孝二監督の痛烈なメッセージが胸を打つ暗黒歴史絵巻である。
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